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茨城町役場、ゆうゆう館に隣接する整形外科内科のクリニック。

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治療方針

風邪(かぜ)の考え方


・かぜ症候群とは、咳、鼻水、のどの痛み、痰、発熱などの症状を呈する概念です。

・原因としては約90%がウイルス性であり、治療としては対症療法となり、症状を緩和する薬が使用されます。(ちなみに抗生物質=抗菌薬であり、細菌感染の治療です。当然ウイルスには一切効かず副作用や耐性菌のリスクともなります)

・かぜに対して病院で処方される代表的な薬としてはPL顆粒ですが、中身は解熱鎮痛薬や抗ヒスタミン薬など4つの成分の配合剤であり、市販薬はさらに咳止めや痰切りなどの成分が一つとなっているものもあります。

・ウイルスの種類はRSウイルスやアデノウイルス、エンテロウイルスなど多彩な種類があるがいずれに対しても特効薬はありません。なので、基本的には病院で薬を処方されなければ治らないわけではなく、あくまで自分の免疫力でウイルスをやっつけているに過ぎません。

・熱が出るのも体温を上げてウイルスに対抗しているだけなので、なにがなんでも解熱鎮痛薬の処方を・・・ではなく、かぜがひどくならないように心配だから早めに受診・・・でもなく、かぜを治すために「早めに寝る・よく栄養をとる」ことのほうが重要です。

・「いつものかぜっぽいな」というときや、お子さんの場合でも熱や咳・鼻水は出るが食欲もあるし元気・・・というケースもあると思いますが、その場合はそのまま自宅で経過を数日みてもよいと思われます。

・今後どうなるかわかりませんが、新型コロナウイルスがさらに流行してきてしまったら、最初はかぜだったけど、病院受診した際に新型コロナウイルスに感染してしまうリスクもありえます(1月時点の中国の病院での映像を見ると、院内に座る場所もないほど患者さんが密集していたので、そこで感染してしまった可能性もあると思います)。

・もちろん大前提として発熱を起こすのはかぜだけではなく、腎盂腎炎、肺炎、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍など危険な疾患もあるので、体調が悪いけど病院受診したくない場合は、まずは電話連絡での相談でもいいです。ある程度なら問診で検討がつくこともあります。

・ちなみにかぜ症候群の原因となる残りの約10%は溶連菌・肺炎球菌などの細菌感染、マイコプラズマなどです。要はかぜ症状呈するもののうち、抗生剤が必要となりうるものは少ないということです。

・日本医事新報社ホームページへのリンク「かぜ症候群」
https://www.jmedj.co.jp/premium/treatment/2017/d220401
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